社長通信（第22号：2024年11月）

11月もみなさんお疲れさまでした。

先日、ある一冊の本を読みました。
「ドイツ人のすごい働き方」
という本です。
ドイツ人は労働生産性が高く、日本人は低い、と一般的に言われていますが、その秘訣をまとめた本になります。

まあ、私も過去ドイツ人と仕事をしたことありますが、生産性高いドイツ人もいましたがそうでもない人もいました。
そこは国民性でくくり切れない部分もあるのですが、一応、本に書いていたことを抜粋するので見習うところは見習うで、参考にしてみてください。

文中に、
「ドイツ人の人生の半分は整理整頓」
とありました。
ドイツ人のことわざのようで、整理整頓は生活の基本になっているようです。
少なくともここはドイツ人やトルコ人は本当に綺麗に整理整頓していたので納得です。

片付けの原則はとてもシンプルで、
「モノを置く場所を決めて、使ったら、元の場所に戻す」
たったこれだけです。つまり、「モノの住所を決めてあげる」だそうです。

言うまでもなく、仕事場の整理整頓は、探しものをするムダな時間を削減します。
ある調査会社が実施した調査では、日本人は平均して1ヶ月に76時間、モノを探しているようです。

また、整理整頓された環境が、集中力を高め、ストレスを減らすことも、さまざまな研究から明らかになっています。
従って、限られた業務時間内で探しものをするムダを排し、整理された環境でストレスフリーに働く。生産性の高さの秘訣のひとつに、
ドイツ人の整理整頓の習慣があることは間違いないようです。

特に整理整頓の習慣がない人は一読してみてください。もしくは、自らの習慣を見直してみてください。
先日、思い切って自宅のゴルフセットを捨てました。もう2年間やっていないので、まっ、いいかと思って。随分すっきりです。

昔も今も、トヨタでは、ムダ・ムリ・ムラ（3M）を徹底的に取り除く社内活動をやっています。

そういう業務改善をやって3Mを取り除く、そして、捻出した業務時間に新しいことを考える時間、新しいことに取り組む時間に充てて欲しいと。そう願っています。

日本も急激に冬シーズンの到来となってきました。
体調管理の難しい時期です。
日常の食生活はさることながら、しっかり睡眠をとるようにしてください。
私自身は7時間睡眠を最低ラインにしています。
あとは気持ちで病まないように・・・。明るく振舞うように（カラ元気もあり。）

西川