社長通信（第5号：2023年6月）

先月はこの社長通信にて、以下のことを述べました。 

①個人商店化している　→　②見える化・共有化を図ろう！！　→　③問題・課題が見えるようになってくる　→　④対策を図って改善していく

理屈では分かってるけど、どうしたらよいの？？

と思われる方も多数いるとおもいます。

一例：

1. お客さんと一対一で会話しているメールのやりとり　→　②部下や上司にもメールCCを入れてみましょう　→　③第三者が抜け漏れやよりベターなやり方に気づく　→　④部署、チームとして改善できる
2. 三次元測定機の測定スキル　→　②測定方法を他の作業員へも共有しましょう　→　③よりベターな測定方法、簡便な測定方法が見つかるかもしれない　→　④部署、チームとして改善できる
3. プレス作業のエキスパート　→　②他の作業者へ型交換の方法を共有しましょう　→③より効率的、精度の高い方法が見つかるかもしれない　→　④部署、チームとして改善できる
4. 顧客・サプライヤー・業者との打合せ　→　②議事録を書いて共有配信しよう　→　③読んだ人の持つ人脈やノウハウが生かされるかもしれない　→　④部署、チームとして改善できる

このようなケーススタディーが真のチームワークであり、組織力を向上させるのです。

「一人の100歩よりも百人の1歩」

これは日本電産（現ニデック）永守会長の受け売りです（笑）

口だけで「チームワーク！」「組織力アップ！」と言って個人個人で腹落ちしないところもたくさんあるかと思います。

決して個人商店化することなく見える化・共有化、言い換えれば、人に教える・人から教わると言った「人材育成」の側面もあるかと思います。 

来月は共有化された人、教わった人、がより主体性を持って動かなければならないか、自分自身を主語で話す、について自論を語ります。

今年も早や半年が過ぎました。

12月決算向かって邁進しましょう！！

西川