社長コラム(第8号:2023年9月)

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少しタイムラグがありましたが、あえて、少し記憶が薄れてきた頃ですね、8月に開催した中期経営計画発表会についてのお話をしたいと思います。

まず、どこまでいっても経営というのは、数字ありきなのです。

数字にコミットすることから始まります。

ちなみに5年後の売上高目標、そう、80億円です。

現在は、40億円ですから、5年後に、2倍にするという目標となります。

では、なぜ経営として、80億円にこだわるのか???

それには、いくつかの理由があります。

単純な理由としては、単に、現在の2倍にする。これは極めてシンプルであり、頭に残りやすいですよね?

それから、

同業他社であるO社、ご存じの方も多いかもしれませんが、当社と同じく、フィルム加工を専業とするメーカーとしては、我々の好敵手になる訳です。

このO社の売上がちょうど80億円なのです。まずは肩を並べるところまでもっていきたいですよね。

O社の後塵を拝するのはしたくない。O社って1985年創業ですよ。

我々ニチベイは、1955年創業です。

そう、我々は30年、社歴として上回っている訳です。

なのに、売上で負けている・・・この状態を必ず打開していきたい。とそう思っています。経営としてコミットします。

じゃあ、80億円になるとどうなるか??

つまり、売上が今より2倍になるとどうなるか??

それは、決して、従業員数が2倍になることはないですよね?

今のグローバル従業員で400名弱です。

これが800名弱まで行くことはありません。

せいぜい、500名です。500名体制で80億円を狙っていく訳です。

つまり、

売上・利益が2倍になったにせよ、経費(賃金)は2倍にならないということです。

これが意味するところは、従業員により還元できるということです。

給与、ボーナス。どちらでも構いません。

そうなると、売上・利益が2倍、従業員数が400→500名、いわゆる1.25倍。

考えてみてください。

これから考えると、従業員の所得水準は、少なくとも1.5倍には出来るということです。

これ凄くないですか??

今の当社の従業員所得水準が高いか、低いかは別にして、今の1.5倍になれば、必ずしや業界トップの所得水準になるはずです。

それを実現するための、80億円なのです。

とは言え、なにも、従業員所得だけが、従業員のモチベーションになる訳ではないと思っています。

会社の成長に、自分の成長をリンクさせることができる。

こんな機会はまずないかと思います。

売上や利益が、万年横ばい、もしくは、下降の会社なんて、自分の成長が期待できますか?キャリアアップできますか?

したがって、自己の成長、会社の成長、所得増加。

この辺りが、経営陣の期待値、従業員の期待値に、上手くミートできるものと思います。

そのように従業員個人の期待値を中期経営計画に結び付けて考えると、割と、身近に腹落ちするのではないかと考えています。

このような将来ビジョンに関する具体的な解像性については、私の想いとして、また別の機会に共有しても良いかと思います。

西川

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